製造業×AI 理解度テストを公開しました
JAIDA は ai-direction.jp の併設サイト /manufacturing/ に『製造業×AI 理解度テスト』を公開しました。20問・所要時間10分。経営者と現場リーダー向けの自己診断ツールです。
要点3行サマリー
- JAIDA は併設サイト
/manufacturing/に「製造業×AI 理解度テスト」を公開しました。 - 全20問、所要時間10分。中小製造業の経営者・現場リーダーが対象です。
- 結果に応じて、AIディレクター認定試験や無料相談への導線を出します。
なぜ製造業から始めたのか
ぼくらは多くの業界に関わっていますが、相談数で見ると製造業が最も多いカテゴリです。 特に多いのは「AIで何ができるかは分かったが、自社で何から始めればいいか分からない」という相談。
この相談には、ぼくらは2種類の答え方をしてきました。 ヒアリングをして個別に処方箋を出すか、汎用的に「AI導入の3ステップ」を語るか。 どちらも一長一短で、前者は時間がかかり、後者は当たり障りがなく刺さらない。
その間を埋めるのが「自己診断テスト」です。 20問に答えてもらえば、自社の現在地が4象限のどこにあるか分かる。 そこに合わせた最初の一手をリコメンドする。 これを作りました。
このテストの背景 ── CoMoDe

このテストは、AI に「まかせきらない」を構造化した idea+ のサービス CoMoDe(コモード) ── AIO Pro エンジン搭載の顧客向け HP/DX サービス ── の発想に基づいています。
共創モードをオンにする。これが CoMoDe のコンセプトです。 語源は伊語 comodo(快適なテンポで、自由な気分で)。Co(共同・相互)+ mode で、AI と人がそれぞれの得意領域から協働するモードを意味します。
CoMoDe は、AI に丸投げするのでも、AI を拒絶するのでもなく、「どこを AI に渡し、どこを人が握るか」を業務ごとに設計するための補助ツールです。製造業×AI 理解度テストは、その設計の入口として、自社の現在地を 4OS で可視化するために作りました。
テストの中身
20問はカテゴリ別に並んでいます。
- 思想:何のためにAIを入れるのか、を社内で言えるか(5問)
- 護る:データ管理、PII、セキュリティの最低ライン(5問)
- 骨格:意思決定者、運用責任者、教育担当者はいるか(5問)
- 実務:プロンプト、運用、引き継ぎ、テストの実態(5問)
これは JAIDA の 4OS と完全に対応しています。
結果の見せ方
回答すると、4OS のレーダーチャートで現在地が見えます。 そのうえで、3つの導線を出します。
- 「OS0が低い」場合:まず護るためのチェックリスト記事へ
- 「OS1が低い」場合:思想言語化のワークシートをDL
- 「OS2/OS3が低い」場合:AIディレクター認定試験/無料相談へ
押し売りはしません。 押し売りをすると、せっかくの自己診断が「営業ツール」と見破られて使われなくなるからです。
idea+ 視点:AIディレクターはこのテストをどう使うか
このテストは、AIディレクター志望者にとっても使い道があります。 クライアントとの初回ヒアリング前に、相手に受けてもらえば、現在地が分かった状態で1回目の打ち合わせができます。
ぼくらは AIディレクター認定者向けに、テスト結果を共有してもらう許諾フローも別途用意します。 これで、認定者の手元には「実在企業の現在地データ」が蓄積されていきます。 (もちろん企業名は伏せたうえで、JAIDA で集計します。)
このデータは、将来的に「業界別の AI導入成熟度マップ」になります。 そうなれば、AIディレクターは経営者と話すときの共通言語を持てる。 そこまで見据えてこのテストを設計しました。
関連する 4OS / 8スキル
- OS1 思想 : テストの設問が思想言語化の補助線になる
- OS3 実務 : 結果に応じた次の一手レコメンド
- 8スキル : 思想設計、実装設計、言語化
関連記事
- AIディレクター認定制度とは何か:4OS × 8スキルの構造
- 「AIを編集する」ではなく「AIをチューニングする」── idea+ の用語ルール
- security-guidance plugin で自社AIリポジトリを毎ターン独立レビューさせる
次の一手
- 製造業×AI 理解度テストを受ける:ai-direction.jp/manufacturing
- AIディレクター認定試験を見る:ai-direction.jp/certification
- idea+ に無料相談する:ai-direction.jp/contact
出典
- 日本AIディレクション協会:ai-direction.jp
- 製造業×AI 理解度テスト:ai-direction.jp/manufacturing
自己診断は、押し売りの反対側です。 相手の現在地を相手のものとして返す。それだけです。
JAIDAジャーナル編集部による協会公式の声。協会としての発表・告知・編集方針の更新など、個人名義ではなく協会の立場で出す記事はこの署名で公開する。
この記事が刺さったら、ぜひシェアを。
プラットフォームごとに最適化された文面を、自動で挿入します。
この記事を、読みっぱなしで終わらせない。
関連する記事
AIディレクター認定制度とは何か:4OS × 8スキルの構造
JAIDAジャーナルの第1号。なぜ「AIディレクター」という職能を協会化したのか、4OSと8スキルがどう関係するかを書く。
『AIを編集する』ではなく『AIをチューニングする』── idea+ の用語ルール
ぼくらは社内で『AIを編集する』という言い方を禁じています。代わりに使うのは『AIをチューニングする』。たった一語の違いに、責任のありかと不可侵原則が宿るからです。
Claude 18ステップ ── 個人版を組織にCxO化したらこうなる
Anatoli Kopadze による『Claude 18ステップ』は、個人がClaudeを使い倒すための手順書だった。これを idea+ は組織版に書き換え、AI CxO(SORA/KEI/REN/TSUMUGI/HARU/YUKI/MAMORU/SHIN)の運用に落とした。その対応表と、現場での効き方をまとめる。